【特別支援教員】悩み解決!特別支援児童の教育ポイント4選【明日からできる教育術】

特別支援学級で言うことを聞かない、できない、やらないという子どもがいてどうすればいいのかと頭を抱えている先生方も多くいるかと思います。

この記事を読めば指導の時の考え方、接し方が変わり、子どもにイライラせず、寄り添って手立てや支援を考えられ、目標に向かって成長させることができます

新卒で特別支援学級をもったボクもこのポイントを実践したことで、落ち着けず授業もまともに受けることができなかった子、自分の考えを全く話せず喋れない子が大きく成長し、主体的に授業に取り組み、大きな声で自分の考えを発表できるまでになったのです♪


この記事では、考えるポイント4つと共に、子どもの実態と変化の様子を紹介していきます!


研究熱心でこのサイトに来ていただいた先生ならば、5分後には特別支援での指導の悩みはほぼ解決し、子どもが自ら学ぶ素晴らしい学級へと変えられる力がついていることでしょう♪




さて、今回のポイント4つを紹介していきます

『できないやらない』背景を考える
できない子ども自身が一番辛い思いをしている
無理せず今できることから目標達成を
とにかく褒めまくる




では、1つずつ細かくみていきましょう♪



1.『できない やらない』背景を考える


子どもがどうしてやらないのか、言うことを聞いてくれないのか、考えてくれないのかって考えたことはありますか?

通常学級の児童も同じですが、特別な支援を要する児童には特に…!



先生である自分の指示を聞かない子どもに何も考えずにイライラしていませんか?



なんでやらないの
ではなく、
なぜできないのか


という実態の背景を考えて欲しいと思います。


算数の問題を解いてくれない…。
プリントを捨ててしまった教室をでてしまった…。

当時はなぜやらないのかとイライラしたり怒りをあらわにしたこともありました。
しかし、ある研修で背景を考えるということについて学び、考え方をなおしてみました。

その背景には、実は体調が悪い、前時がんばりすぎて疲れた、友達と喧嘩した、薬が効いてきて眠い、漢字が読めなくて文章が読めない、意味がわからないなどなど、子どもを特定せずに考えたらきりがないですが、先生が担任する子どもで考えたら、ある程度は背景が見えてくると思います。


その背景を考えてあげて、それに対する支援をしてあげるだけで、驚くほど簡単に指示を聞いてくれるかもしれません!

その場での問題だけを見ずに、視野を広く根本的に解決すべきことは何なのかをよく考えるべきであると思います!




2.できない子ども自身が一番辛い思いをしている


言った通りにやってくれない、取り組んではいるのだけれど進まない、がんばっているけど文章が全然読めない…。

こんな児童を担任している先生は多いかと思いますが、毎回イライラしたりなんでできないんだと怒ってしまったりしていませんか?



周りの児童に比べて遅れてしまう点が目立ちやすいのが特別支援学級の児童です。
まずは、大前提としてわかっていてください。(その分得意なことも沢山あります。)


その上で、子供だけでなく大人もそうですが、『できない』ということは自分自身が一番実感しているし、痛感しています。辛い思いをしています。

そこを感じ取ってあげて、成長を伝えたり褒めてあげるのが、教員の仕事ではないかと考えます。


文字を読むのが苦手なB君は、教科書の音読がかなり遅くいつもいつもつっかかってしまいます。
苦手なことはわかりつつもボクもどうしてもイライラしてしまっていました。


そんなある時B君からもっとスラスラと読めるようになりたい!速く読めるようになりたい!と訴えてきたのです。


今までの自分の考え態度を反省しました。
B君は自分が読むのが苦手であることがわかっていて、さらに悔しい辛いと思っていたのです…。


それからボクは、『できない』ということは子どもが一番理解していて、一番辛い思いをしているのではないかと考え、接し方や手立てを考え直してきました。


ルビ付きの教科書や、毎日の読む練習、読む場所を明確にする道具など様々な手立
てを経て、少しずつB君の読む力がついてきました。



なので、この記事を見ている先生方にも、児童の学習の遅れやできなさを怒りの感情で捉えてしまわずに、児童の気持ちに寄り添って、支援したり手立てを講じてあげて欲しいなと思います。




3.無理せず今できることから目標達成を


児童の実態にもよりますが、目標設定が高すぎたり、担任の先生の意識が高過ぎることはありませんか?

今現在30までできる児童に対して60、70と求めてしまってはいませんか?(100点満点)

保護者や関係機関と決めた目標を達成しようと尽力するのは素晴らしいことですが、それを無理して達成させようと課題を強要することは、児童にとって苦痛でしかありません。


ここまでできなきゃまずい!ここまでできるようにしたい!
そんな気持ちはわかりますが、中々達成できないのであれば目標や手立てを見直すべきかと思います。




5年生ながら九九ができないA君。少しでもできるようにしてあげようと九九表を渡したり、毎時間1×3=?など基礎問題を一緒に考えたりと、手立てを講じましたが、これから掛け算をやるということがわかった瞬間、教室から飛び出してしまいました


様々な手立てを考えましたが、無理して今九九を覚える必要はないかなと考え方を変え、まずは算数、計算を楽しくできるようにしようと思い、電卓を渡して使い方を説明しました。


すると掛け算を見ただけで飛び出していたA君がなんと!10問あっという間に解いてしまったのです!

そのうえ、もっと難しい問題だしていいよ!と主体的に学ぶ姿までみせてくれました。
さらにさらに、電卓を持たせてから数週間…なにげなく電卓を渡さずに、簡単なかけ算を一緒に解いてみました。


すると、あんなに掛け算に拒否反応を示していたA君が、真剣に話を聞いて、問題を解き、できた!と笑顔をみせてくれたのです。


その時にはもう感動で嬉しくて、教員という仕事の素晴らしさを実感しました!
児童の成長をもっと見たいと思うようになりました。




苦手な教科には参加できなかったり、授業に参加してくれなかったりと、担任として焦ってしまい、無理をしてでもやらせようと思う気持ちになることもわかります。


それでも、今の実態に合った適切な手立て、ステップを考えて、実践していく必要がある、ということをわかっていただければなと思います。



4.とにかく褒めまくる


どんな人でもそうですが褒められて嫌がる人はいません。
表面上隠していても、内心必ず喜んでいます。


小さなことでもなんでもいいので、とにかく心のそこから褒めるということを心がけましょう♪



今日はいつもより5分早く投稿してきた
昨日より姿勢がいい
先週より忘れ物が減った
先月より準備や行動が早くなった


なんでもよいのです!
とにかく子どものことをよく見てあげて、少しでも成長したと感じたならばそこを褒めまくりましょう!


いつもお喋りをしていて怒られる子がいれば、お喋りをせず静かにしているところを見つけてすかさず褒める。当たり前のことだと思わずにその子のいつもとの違い、いつもより良いところを見つけてあげましょう♪


心のこもっていない褒め方はダメですが、褒めるのが苦手な方もこの[SWIM]を意識してもらえれば、多少は褒めやすくなるのではないかと思います。

S. さすが
W. うまい
I. いいね
M. 見事!


他にも沢山ありますが褒め言葉の例として知っていて損はないかと思います♪


また、日ごろから写真日記や一言振り返りなど簡単なものでもいいので1時間や1日のまとめがあると、子どもの成長が実感でき褒めやすくなります♪


さあ、今回は4つのポイントを紹介しました!

学級や児童の実態によって、目標によって、手立ては全く変わってきますが、考えるポイントはどの学級、児童にも当てはまると思います。

ぜひこの考え方を明日から意識してみて、接し方のひとつでも変わり、児童に良い影響を与えられたら嬉しく思います♪


プロフィール
この記事を書いた人
さくさく先生

iPad活用×学びあいを実践する小学校教師です。
研修や本で得た知識、経験をもとに、自分なりにまとめています。
参考にしていただけたら嬉しいです♪

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